現役最年長棋士の加藤一二三こと(ひふみん)77歳は6月20日、第30期竜王戦ランキング戦6組昇級者決定戦(対 髙野智史四段戦)で負け、現役引退となりました。
ひふみんという愛称で将棋ファンだけでなく、様々な人たちに親しまれている将棋界のレジェンドですから、上記の対決はメディアの注目を非常に浴びた一戦となりました。
惜しまれつつ引退となった将棋界のレジェンドひふみんは、さまざまな「伝説」があり、その伝説が面白すぎる!と話題になっています。
今回は、ひふみんの面白すぎる伝説をまとめてみました。
ひふみんに関する詳しいプロフィールは以下の記事を参考にしてください。
目次
加藤一二三(ひふみん)の伝説
ひふみんという愛称で親しまれている加藤一二三さんは、様々な面白すぎる伝説があります。
今回の記事では個人的に面白いなとおもった伝説をまとめてみました。
庭の滝を止めさせた
対局場にある庭の滝の音が気になったので止めさせたという伝説があります。
将棋は集中力が必要ですから、滝の音が気になって仕方なかったのでしょう。
たとえ小さな音でも気にしないようにすればするほど、気になるものですよね。
そのほかには水車を止めさせた伝説もあります。
室温は必ず24℃
対局場の気温にこだわりがあって、ひふみんは対局の30分前に部屋に入り、エアコンの設定を24℃にするとのこと。
対局場にまつわる伝説として、三浦弘行九段との「エアコンスイッチオンオフ合戦」があります。
ひふみんが暑がりである一方、三浦さんは寒がりということで、一手ごとに温度を上げたり下げたりするという、エアコンの奪い合いがあったとのことw
将棋盤は必ず部屋の中央に
将棋盤は部屋の中央にあるのが一番安定しているのが、ひふみんの持論とのこと。
しかし将棋盤を部屋の中央に移動させようとしたら、対局相手に「将棋盤の位置を変えないで欲しい」と言われますが、ひふみんは譲りません。
話し合いをしてもお互い譲らず平行線のままだったので「くじ引き」で決めようと、ひふみんが提案します。
しかし、この提案は残念ながら却下されました。
くじ引きで決めようと思った理由を本人は以下の様に語りました。
「人類の歴史の中で2000年も3000年も前から、こういった場合はくじ引きだ」
んん!?そうでしたっけ!?と思える内容でしたが、ひふみんらしい面白い一説でした。
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色に対してのこだわり
対局場の座布団の色に対してもこだわりがあり、モスグリーンの座布団はダメとのこと。
その理由として、モスグリーンは闘志が湧かない色とのこと。
それにまつわるエピソードもあります。
森内俊之九段との一戦で、ひふみんが優勢な立場であったにもかかわらず、次第にモスグリーンの色のせいで闘志が萎えて、二手差しで反則負けになってしまった。とのこと。
負けてしまった理由として「モスグリーンのせい」と振り返っていましたw
対局中の食事はうな重
対局中の食事は40年間「うな重」でした!
その理由として、うな重は腹持ちがいいんだとか。
うな重のあとには、バナナを一房食べることもあったんだとか!
うな重以外では対局中に板チョコを8枚も食べたことがあるとのこと。
やはり頭を使う将棋ですから、糖分の摂取が必要なんでしょうね。
これだけ食べて健康面は大丈夫!?と不安になってしまいますが、ひふみんの健康年齢は46歳とのこと!
まったく異常のない健康的な体みたいなんで安心しました♪
相手側から盤上を眺める!
将棋の対局中に自分側ではなく、相手側から盤上を眺めるという、奇策「ひふみんアイ」です。
ルール上OKですが、相手からするとプレッシャーを受けますよね。
最初の「ひふみんアイ」は相手がトイレとかに行ってる隙にやっていたわけですが、相手が帰ってきたときにはさすがにビックリしていた模様。
こういったユニークな戦法を考えるのはさすが、ひふみんですよね。
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「ラブストーリーは突然に」のカラオケが面白すぎる
ひふみんの好きなドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌「ラブストーリーは突然に」をカラオケで歌っている動画が面白すぎますw
リズム感がむちゃくちゃのなか歌っており、最初から最後までリズムが合っていないのが爆笑を誘います。
もっと色々なひふみんのカラオケを聞いてみたいと思ったのは、私だけでしょうかw
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